持病のある子どもの保育園入園、正直に話してよかった話

保育園のこと

こんな方に読んでほしい

  • 持病のある子どもの保育園入園を考えている
  • 病気のことを保育園に話すべきか迷っている
  • 保育園に断られないか不安

結論:今の現状を話せば問題ない

育休が終わるとき、一番悩んだのは保育園のことだった。この子の病気のことを、どこまで話せばいいのか。話して、断られたらどうしよう。そんなことを考えながら、保育園探しを始めた。


最初から話すと決めていた理由

うちの子には、生まれてすぐに大きな手術をした跡がある。

着替えのある保育園では、どうしても目に入る。 「隠す」という選択肢は最初からなかった。

どうせわかるなら、先に話してしまおう。それだけのことだった。


まず市役所に相談した

保育園に直接行く前に、まず自分の住んでいる地域の市役所の子ども課に連絡した。

「〇〇という病気の子どもがいます。育児休業が終わるので保育園に預けようと思っています。病院の担当の先生には地域の保育園に通って問題ないと言われています。こういった子どもでも、保育園に入れますか?」

事前にネットで調べて、病気を理由に入園を拒んではならないという情報を知っていた。後出しジャンケンみたいな感じだけど、普通のお母さんはこんなことしないかもしれない。でも、知っているのと知らないのとでは全然違う。


2つの保育園に相談しに行った

見学のとき、名簿を記入する際にいた先生に声をかけた。

「身体の弱い子どもや持病のある場合でも通わせることができますか?」

「通わせたいと思っています」と伝えると、相談できる部屋に通してもらえた。そこでこう話した。

「この子には、生まれつきの病気があります。病院の先生から普通の保育園に通っていいと言われました。実際に同じ症状の子も、普通の保育園に通っていると聞いています。お話を聞いていただけませんか?」

候補は2ヶ所。どちらも反応はよくなかった。

「病気を理由に拒んではならない」とは言ってくれた。

実際に言われたこと

  • 集団生活なので、急変時の対応が心配
  • 前例がないので
  • 普通の子どもを見ている保育士が気づけるか

1つ目の保育園には看護師がいたが、「あなたのお子さんのような症状への対応は行っていない」と言われた。


入園が決まるまで

2つ目の保育園、自宅から近い園に入園が決まった。

「普通のお子さんと同じような扱いで大丈夫。急変時や体調の悪いときは、私が対応します」

保育園の先生も前例のない子を預かる不安が少しでもなくなるように。

入園にあたって保育園に提出したのはこちら。

  • 急変時の受け入れ先の病院
  • 保険証のコピー
  • 子ども医療費受給券のコピー
  • 小児慢性特定疾患受給券のコピー

受給券のコピーは「要らない」と言われたけれど、「もしものときはお守りとして使ってください」と渡した。実際にはコピーでは対応できないけれど、私が到着したときに原本を持っていくので私が対応する、と伝えた。

そして、もう一つ伝えたことがある。

「急変があっても、保育園の先生を責めません」

これだけは、はっきり伝えた。


入園してみてどうだったか

保育園の先生たちは、他のお子さんと分け隔てなく対応してくれた。

一度だけ、通い始めた頃にこんなことがあった。検査入院の話をしたときに「そんな状態なら、ご自宅で見られたほうがいいのでは?」と言われた。

わかっていたことではあったけど、傷ついた。

でも後から、その場にいた別の保護者の方が「あの言い方はないんじゃないか」と保育士さんに話してくれていたと知った。どの保護者の方かもわからないけれど、今でもありがたいと思っている。

その後、念のため市役所に問い合わせをした。保育園側から謝罪があった。それ以降は、卒園までトラブルもなく、いつも楽しそうに保育園へ通っていた。


これから保育園を考えているあなたへ

結論からいうと、正直に話してよかった。

最初の反応がよくなくても、諦めなくていい。困ったときは、まず市役所の子ども課に相談してみてほしい。

病気を理由に、入園を拒んではならない。

この言葉を、知っているだけで少し楽になれると思うから。


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